歯周病の治療は、いくつか治療方法はあります
「歯ぐきが腫れる」「歯ぐきから血が出る」「歯がグラつく」といった症状が現れる歯周病は、高齢者がかかる病気というイメージがあるかもしれません。しかし、実は日本の成人の5人に4人が歯周病の予備軍またはすでに発症しているといわれています。歯周病は、初期段階では自覚症状がほとんど現れない病気。そのため、日頃のケアと定期検診による早期発見・早期治療が大切です。
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歯周病の簡単チェック
歯を磨くと歯肉から出血する
歯が伸びたと感じる
歯がぐらぐらして硬いものが噛めない
歯が浮いた感じや、歯肉がむずがゆい感じがする
冷たいものや熱いものが歯にしみる
歯を噛み合わせると痛い
歯と歯の間が広くなって食べたものが詰まりやすい
人から口臭があると言われた
朝起きた時、口の中がネバネバして気持ち悪い
歯周病の治療は、いくつか治療方法はあります。
まず問診を行い、その後レントゲンを撮り骨の状態を見たり、歯周ポケットの深さを測ったりして歯周病の状態を検査します。診断の際に回復不可能と判断された歯は、残しておくと健康な歯にまで悪影響を与える可能性があるので早期に抜歯します。
治療1
プラークコントロール指導を受けます。これはお口の中の歯垢を減らすことです。 歯磨き=プラークコントロールではありません。正しい歯磨きを行うことがプラークコントロールとイコールになります。
治療2
スケーリングという歯石を取る治療を行います。スケーラーという器具を用いて歯石を取ります。歯石は歯磨きでは取ることができません。その上、90パーセント以上の人にあります。しかも、歯石は一度取ってもしばらくすると再形成されるため、定期的に治療が必要です。だいたいの目安は3~6ヶ月に1回が目安とされています。その後スケーリングではとることのできない歯の根っこ部分の歯石や、細菌に感染した歯質を専用の器具を使って除去します。それをルートプレーニングといいます。