歯周病とは、おもに歯周病菌の感染によって起こる感染症で、歯を支える歯槽骨(しそうこつ)という骨が溶けていく恐ろしい病気です。歯ぐきの腫れや出血、口臭、歯の揺れなどの症状があり、最悪の場合には歯が抜け落ちてしまうこともあります。歯周病を治療するにはお口の中から菌を除去して、再感染を防がなければなりません。再感染を防ぐためには日々のセルフメンテナンスがとても重要です。また咬み合せの不具合によって起こることもあり、原因をきちんとつきとめてから治療する必要があります。

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プラーク(歯垢)が歯周病の原因!

歯周病は歯ぐきの病気。歯周病の直接の原因はプラーク(歯垢)です。プラーク(歯垢)とは繁殖した細菌のかたまりでネバネバと歯の表面にこびり付いています。わずか1mgに1億個の細菌が存在していると言われています。歯周ポケットには歯垢(プラーク)がたまりやすく、歯垢の中には歯周病菌が潜んでいます。歯周病はこの歯周ポケットから進行します。歯周ポケットとは歯と歯茎の隙間にある溝のことです。歯周防菌によって、歯ぐきが腫れたり、出血したりします。

歯茎の腫れは歯周病に発達するかもしれません。歯茎の腫れは、歯周病の初期症状のひとつです。普段の歯みがきで、歯茎が腫れていないか注意して観察することが大切です。
腫れを放置したまま歯周病が進行するとにしていると、歯の周りの骨が溶かされ、歯がグラグラしたり、膿などが出て口臭が強くなります。さらに症状が進行すると、歯が抜けてしまうこともあるのです。

 

歯周病の段階

初期

歯周ポケットが15mm。 自覚症状はほとんどありません。

中期

歯周ポケットが58mmこの段階でも自覚症状はほとんどありません。 歯ぐきの腫れや出血に気づくこともあります。

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重度

歯周ポケットが8mm以上。歯を支えている歯槽骨が溶かされ歯がグラついたり、歯ぐきが赤く腫れあがったりします。 口臭がきつくなることもあります。

 

PMTC

PMTCは、毎日の自分で行なう歯磨きで落ちない歯の汚れを歯医者さんで専用機器を用いてきれいにクリーニングすることです。毎日、知らず知らずのうちに磨き残してしまった部分や歯ブラシでは磨くことができない歯周ポケット内の歯の根の部分もキレイに磨き上げて汚れを取り除きます。歯石を取るような治療ではなく、あくまで心地よい範囲の刺激で行なわれます。治療ではなく歯磨きの手伝いをして欲しい人、歯周病の治療が終わっている人、矯正中の人、被せ物やブリッジなどがある人におすすめです。

 

歯を支える歯槽骨が溶かされるため、歯周病を放っておくと歯を失うことになります。
10代から少しずつ進行し、自覚症状のない軽いものを含めると40歳以上の8割の人がかかっているといわれ、歯を失う大きな原因になっています。1本でも多くの歯を残すためには、早めのケアが大切です。

 歯科治療器具

早期治療に加え、丁寧なブラッシングと歯科医院での定期的なメンテナンスが重要になります。歯周病の方には、治療後も一定期間は、月に一度、ご来院いただき、口の中の衛生状態を確認し、ブラッシングと超音波による歯石除去を行います。歯周病によって歯を失うのは、虫歯で歯を失うのとは根本的に違います。歯周病により、土台である歯槽骨もなくなってしまうと、条件の悪い入れ歯しかつくれません。30代に入ったら定期健診を受け、歯周病予防に取り組むことが必要です。

 

予防歯科メニュー

スケーリング

歯に付着した歯石を、スケーラーという器具を用いて除去する方法です。歯肉の表面には歯石がつきやすく、虫歯を作る原因になります。スケーリングで歯石を除去することによって、プラークコントロールがしやすくなります。

 

ブラッシング指導

いくら歯科医院で予防歯科を受けていても、毎日の歯磨きを怠っていては意味がありません。しっかりと正しい歯磨きをしていただくことが何よりの虫歯予防になるのです。

 

歯周病の症状

歯周病は痛みのないままどんどん進行してしまいます。意識してお口の中をチェックし、早めの治療を心がけましょう。

 ハンドピース

軽度歯周病

歯ぐきが少し腫れ始め、ブラッシングすると出血することがありますが、まだ自覚症状は少ない段階です。

 

中度歯周病

歯ぐきの腫れや出血が増し、顎の骨が溶け始めて歯が少しグラグラします。また朝起きたときに口の中がネバつきます。

 

重度歯周病

顎の骨や歯ぐきは大きく溶かされ、歯がグラグラします。歯ぐきはブヨブヨして膿も出ており、このまま放置すれば歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病とは、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが破壊される病気で、かつては歯槽膿漏と言われていました。歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)に細菌が入り、歯ぐきが炎症を起こして赤く腫れ、歯磨きの時に出血します。しかし、痛みは全くありません。さらに進行すると、歯ぐきの中にある歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けて、歯ぐきから膿がでたり歯がグラグラしてきます。この時期になると、痛みや腫れが出てきます。
そして最後には、歯が抜けてしまいます。

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歯周病の症状

こんなことに思い当たりませんか

歯を磨くときやリンゴを食べたとき、歯ぐきから出血することがある

口臭があり、親しい人から口が臭いと言われたことがある

朝起きたとき、口が粘ついたり、妙な味がする

冷たい水を飲むと、ムシ歯もないのに歯や歯ぐきがしみて痛い

歯ぐきが赤くはれたり、痛むことがある

歯ぐきからウミが出ることがある

歯がグラグラと動く感じがする

歯ぐきがむずがゆい感じがする

歯と歯の間に、よく食べ物がはさまる

鏡で見ると、前よりも歯が長くなったように感じる

 口腔内カメラ

歯肉炎

歯のつけ根の表面に、歯垢(プラーク)がたまり、歯の周囲や歯と歯の間の歯肉に炎症が起こります。ブラッシングした時や、固いものを食べると、出血することがあります。これくらいではまだ痛みもあまりありません。

 

歯周炎

歯垢が歯石になり、歯石は大きくなって、歯根膜が溶け歯肉溝のなかにも広がってきます。歯肉溝はだんだん深くなり、歯肉の弾力がなくなって、歯周ポケットと呼ばれる空間ができます。炎症も進み、歯槽骨の破壊も始まります。

 

重度歯周炎

症状が進むと歯周ポケットがさらに深くなり、歯槽骨がほとんど破壊され、歯がぐらつき歯の根も見えてきます。出血や口臭も強くなり常時ウミが出るようになります。その状態を一般に歯槽膿漏(しそうのうろう)といいます。

基本治療
これは、すべての歯周病に対する基本的な治療です。
ポケット(溝)の深さを測定し、歯垢・歯石の除去(スケーリング&ルートプレーニング、歯磨き)を行います。スケーリングは、歯の表面や根の表面の歯垢歯石を器械で取り除くことです。ルートプレーニングは、根の表面を滑らかにして歯石や毒素や微生物で汚染された根の表層を除去する方法です。このことにより歯ぐきが改善され、ポケットの深さが浅く(2~3mm)維持されればメインテナンスに移行します。

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